よく斎藤正二先生が価値消費ではなくて、価値創造だってお話してくれたことを思い出した。
価値消費あっての価値創造だとは思うけど、確かに価値消費や批判に終わるのは残念。
■
Tさん
今さらながらだけど、「ナラティブ・ベースト・アプローチ」というものを考えている。
「支援ー被支援」という関係を揺るがすこと。
disponibilitéということにもつながるし。
三年ぐらい前、医療領域での、「エビデンス・ベースト」と「ナラティブ・ベースト」の対比を考えていたけど、
これって、すべての支援に関わるもの。
自分自身の「めんどくさがり」が、「受容」というものにつながり、僕の存在をいろんな人が生かしてくれているかもしれない。
しゃべんの面倒くさいから、聴くしかないし、
積極的に子どもたちと遊ぶの面倒くさいから、
そこに、ニコニコと木偶の如く立ってるしかない。
もう少し詳しく知りたいです。
キャシーハーシュ=パセック
- 作者: キャシーハーシュ=パセック,ダイアンアイヤー,ロバータ・ミシュニックゴリンコフ,Kathy Hirsh‐Pasek,Diane Eyer,Roberta Michnick Golinkoff,菅靖彦
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
百年以上前の教育理論と結論がたいして変わらない。
ただ教育哲学などと、現代の心理学では、結論に至るプロセスが違う。
違った手続き(プロセス)からもほとんど同じ結論が出たというのが大事だと思う。
フラッシュカードなどみたいに、直観に欠けるゴミくずのような知識を詰め込むことをしないようにというのがカントやペスタロッチの理論から導き出せること。
似非科学がなんで現れるのか一つの経路が分かりました。
科学者がデータから控え目に結論していることをマスコミなどが金儲けのために拡大解釈して広めるからです。
■
いろいろまえから読みたかった教育書を何冊か買って読んだけど、とても空しかった。
■
いい本があれば「こういう本もあるよ」と教えてあげればいいじゃん。ただそれだけのこと。読むか読まないかは本人の自由だ。ちょっと読んでみるのも、途中でやめるのも、本人の自由。
子どもたち同士で本と人を繋げることもあれば、教師がそのきっかけになることもあるだけ。
大事なのは、その背後のあるスタンスだと思う。
■
- 作者: パオロ・マッツァリーノ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2013/12/09
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
■
今、僕にとって必要な本が他の人に無意味で、
今、他に人にとって価値がある本が僕には無価値。
タイミング(時)の問題でもあるし、そんなことが起きるのは、当たり前のこと。