呼吸

斎藤孝『呼吸入門』を呼んだ。

呼吸入門

呼吸入門

中学校の頃、丹田呼吸法を知った。
丹田とは、
おへそから指三本分下の位置を指す。
覚えているのは、
お腹の丹田と呼ばれる箇所を軸にして、
たしか鼻から空気をいっぱい吸って、
15秒くらいかけて、鼻からゆっくり吐くというものだ。
ただそれだけのことだ。
しかし、不機嫌でなくなったり、
集中力が増したりして、気分が安定する。
たまに、イライラしているときや、
読書の前などに、呼吸法を実践していた。

斎藤孝が提案する呼吸法は、
「意識を丹田に持っていってゆったりとしたお腹で息をします。
 鼻から三秒息を吸って、二秒お腹の中にぐっと溜めて、
十五秒間かけて口から細くゆっくりと吐く−−たったこれだけのシンプルなのものです。慣れてきたら、鼻から吐いてもいい。」59項
という方法だ。
もっと長い時間、息を吐いてもいいらしい。
実践してみたが、読書がとてもはかどった。