大森PACE 作家の時間

一昨日は大森PACEでした。
前半の一時間はKAIさんのファシリテートで、
作家の時間を体験することができました。
KAIさん、ありがとうございました!
本と授業見学までは経験していたのですが、
実際に体験するのは初めてでした。
やってみると、また理解が深めることができました。
詳しくは以下のKAIさんのブログで!
http://d.hatena.ne.jp/kaisaki37/

ミニレッスン→書く時間→共有の時間という流れを体験しました。
ジャンルは手紙でした。手紙は苦手意識があります。基本的に年賀状も出さないので、手紙を出すことも、もらうこともあまりないです。20歳くらいから振返りると手紙をもらったのは、小学校の子どもたち、あと家族と大学の先輩からだけでした。でもメールばかりの時代の中で、手紙をもらうと嬉しいんですよね。ということで、僕はその中でも一番手紙をいただいてそうな大学の先輩に向けて手紙を書くことにしました。書いてるみるとやはり難しい(笑)でも、一緒にいた方にアドバイスをもらえて、かなり改善することできました。アドバイスをもらえるって大きいと思いました。

共有の時間、やはり発表するのって勇気が要りますね。けっこう臆病な自分を発見します。子どもにはチャンジャーに育ってほしいです。まず僕がモデルとして挑戦したいところですので、それが課題です。ということで、僕は発表できませんでした。

共有の時間のファンレターをとても嬉しいことだろうなと思っていたのですが、やはり作家の椅子で出版して、ファンレターをもらった人の声を聞いてそうに違いないと思いました。楽学カフェの帰りの電車でもハマーさんとのお話であったのですが、作家の時間では、特に最初の時期、共有の時間にファンレターの時間を保証することが大事だと思いました。嬉しさって伝染します。

共有の時間で下書きの段階で発表する人は、
こういうアドバイスが欲しいと伝えるといい。


最後の一時間は、
もりもりさん、ハマーさん、マーチさん、たけちゃんが実践報告をして下さいました。ありがとうございました!様々な実践を知ることができて、とても勉強になりました。子どもたち、面白い作品を書いていました。

もりもりさんのクラスの子の、カラスの糞の話、ユーモアがあっておもしろかったです。マーチさんのクラスの一年生もユーモアがあるおもしろい文章を書いてました。たけちゃんのクラスの子の作品で虫を観察記がありました。最近ファーブルが読んだばかりだったので、注目して読むと、よく観察できていて、素晴らしいです。
ハマーさんのクラスの作家の時間経験者は3年生なのに、凄く書けるんですね。振返りジャーナルを見てびっくりです。

マーチさんの報告で、書けない子に対して、絵でもいいよと書くことを促して、絵に書き出しの3行を書いてあげたら、書けなかった子がたくさん続きを書くことができたというお話が印象的でした。最初の一行が決まると、あとは自動的に話を膨らますことができるけど、この書き出しが難しいです。書き出しを助けてあげるのは、時にとても大事なことだと思いました。