動機付け

今日おもしろかった話。


「「モチベーション」という言葉をよく耳にする。直訳すると「動機づけ」。わかりやすく言えば、「やる気」といってもいい▼日本サッカー協会の名誉会長で、Jリーグの発展に尽力した川淵三郎氏が、「選手のやる気に水を差した一言」として監督時代を振り返り自戒している。それは、選手に伸び伸びとしたプレーをしてもらいたいと思って掛けた、「負けてもいいから、いい試合をして欲しい」という一言だった(同氏著『「51歳の左遷」からすべては始まった』)▼選手は“絶対に勝つぞ”と意気込んでいただけに、リラックスさせようと掛けた言葉が裏目に出てしまった。物事を伝えるには、はっきり言葉に表すことが大事。だが、本意を伝えるのはなかなか難しい。ましてや“自分にできるだろうか”と尻込みしている人を、やる気にさせるのは並大抵ではない▼動機づけとは、目標の明示だ。あるリーダーは、対話拡大に悩む友らに、まず10人に断られることを目標に挑戦しよう、と提案した。皆の表情が明るくなり、生き生きと対話に励み、かつてない結果をもたらした」


自分にも子どもたちにもあきらめないで、
レベルの高いことを要求していこうと思います。無理はしないであせらずに。