Charlie Chaplin - The Pawnshop 1/5 (1916)


邦題が「番頭」
これもおもしろい。
当時チャップリンがやっていたようなものを、スラップスティック・コメディ映画というらしい。でも、これはそれに新たなアイディア加わった作品らしいです。

「「スラップスティック」とは、叩く(スラップ)棒(スティック)の意。もともとはアメリカの道化芝居で相手をひっぱたくときに使われた、先がふたつに割れた棒のこと(音は大きいがあまり痛くなく、日本のハリセンのようなものと考えて差し支えない)。これが転じて舞台喜劇のドタバタ芸を指すようになり、さらに転じて、動きの多いコメディ映画をそう呼ぶようになった。

叩いたり叩かれたり、追いかけたり追いかけられたり、あるいはパイを投げ合ったりといった体を張った演技は、映画が言葉を持たなかったサイレント時代に広く流行した。」ウィキより。


そういえばパンチ&ジュディもそういう感じだった。叩いたり叩かれたりバイオレンスだけど、子どもにはとてもうけるらしいです。こちららはスラップスティック人形劇というらしい。


からたにこうじんの本「倫理21」を思い出します。そこにあったフロイトの話でみんな攻撃性というものを持っているらしい。それでそれをどうするのかみたいな話だったと思う。戦争の話があって。答えがたしか書いてなかったけど、こういう人形劇とかで、その攻撃性とかいうのを満足させるのかもしれないです。攻撃性というのがあると仮定すると、ほんとに攻撃したらまずいので、ほかの事で満足するしかないですよねと思います。コントロールするしかないです。でもコントロールの仕方ってあると思いました。今。スラップスティック・コメディは人が生み出した一つの方法なのかなと思いました。