読書 学習意欲の心理学

学習意欲の心理学―自ら学ぶ子どもを育てる

デシの本のときより、
さらに研究が進んで誤りが正されたり、より真実に近づいている感じ。
とても参考になり読んでよかったです。ほんとに学問っていいなとまた思いました。

内発的学習意欲のみなもとは、本書によると、
「有能感」と「自己決定感」と「他者受容感」です。
言われてみれば、当たり前のようだけど、
こうやって本を読んで確認すると、より意識をその方向へ集中できます。

「自分でできる」から「自分で決定する」まさにこの段階にあると思う。ごんぎつねをさっさと終わらせたら、その残りの国語の時間で、４年の集大成として自分で目標設定して何をするか決めて、学習スケジュールも自分で決めて（ある程度枠組みを示したワークシートを渡す）、最後には発表（発表方法も自分で決める。具体例は教えてあげる）などでアウトプットできるようにしたいと思います。

社会化された内発的動機付けという概念がたしか登場していた。これでより現実を正確に描いていると思いました。