わくわく学校 振り返り

異学年で3時間という時間ははじめてだし、緊張したけどとても楽しかったです。いい経験でした。勉強してきたことが活かせて嬉しかった。



やったこと


かなり体育館が暑くて頻繁に水のみ休憩をとりながらでした。ビーイングを含めて2時間半アイスブレークゲーム。15分延長して最後の45分間にイニシアティブをやりました。ベースは「学級づくりの「困った!」に効く クラス活動の技」のDVDみたいにビーイングからはじめて、内容はゲーム合宿みたいになりました。その場の空気で、予定では30分がっつり振り返る予定だったのですが、もっとゲームをやりたいというのを感じ取り、子どもたちに聞いてみて、ゲーム合宿のような方向に変えました。安全面とイニシアティブで介入が必要だと思って問いかけた時と、一番最後に口頭でさくっとだけ振り返りをしました。



アイスブレークは用意していた32のゲームのうち、13できた。


五年5人
4年4人
3年9人
2年12人


・円になり、1から4の番号でグループ作り。
・自己紹介タイム(各グループ・5分)
・ねらいの提示とビーイング(10分くらい)
ねらい
「ともだちと仲良くなって帰ること」
ビーイング
「友だちと仲よくなるために大切だと思うこと」



・呼ばれたい名前
・好きな食べ物+名前
・ミー・ユー・ユー・ミー


・ネームトス
・ハブユーエバ
・ネームラインアップ
・ネームタグ



・ルックアップルックダウン
・キャッチ
・前後左右



・50/50
・cゾーンチェック


・みんなおに


・惑星旅行
・マシュマロリバー






よかったこと


・終わったあとに他の先生から楽しかったと言っていたという感想を聞いたのと、自分の実感から、楽しめていた子が多かったと思います。


臨機応変に振り返りをあまりしない方向に転換できたこと(たくさんのゲームを体験して楽しもうという方向に変わった)。


・最後のマシュマロリバーの振り返りで「みんなでゴールに向かうときに大事なことってなんだと思う」と問いかけたときに、「コミュニケーション」という答えが返ってきたこと。自分でマシュマロリバーの見て、コミュニケーションができないとクリアできないゲームだなあと思っていて、そのことが気づきとして出てきて嬉しかった。


・まだ知らない子たちと仲良くなれたこと。


・自分なりによく考えてがんばって準備したと、終わって思います。


・「どんなことになっても、なんでもかれが退屈しないうちにやめることだ。」なにか学ぶということはそれほど大切ではないので、心ならずもなにかするようなことはけっしてない、ということのほうが大切だからだ。」このルソーの言葉を実感できたかも。学び(成長)重視にして無理やりがっつり振り返りをさせても、あまり効果がないかもしれないです。今日の場合、口頭で済ませたのはよかったのかもと思う。




改善点


・最初にビーイングだけでフルバリューコントラクトしました。でも参加するとか、安全にやるとか、楽しむとか、指導者側から提示する価値観が必要だと思いました。問いの問題というか、ボトムアップだけだと本当に大事なところが出ない可能性がある。特にその日だけのチームだったし、安全にやるとか一生懸命やるとか本当に最低限必要な方向性は指導者が出してあげることが必要なんじゃないかなと思いました。参加するという価値観の提示のときにチャレンジバイチョイスの考え方を伝えたり、きづきを待つというよりは最初に提示してあげたほうがいいかなと思いました。一生懸命やることが大事、ふざけることはよくないということは、きちんと振り返っていれば、気づくこと時間の問題だとは思うけど・・・。


・ミーユーユーミーちょっとうまくいかなかった。少ない人数だとどうなるのか、もう少しシュミレーションすればよかった。準備不足。ここが一番みんなの名前を覚えられるチャンスだったのに・・・。


・かなり時間がギリギリだったけど、惑星旅行とマシュマロリバーができてよかった。でもここで成功しなくてもいいという腹くくりができてなかった。マシュマロリバーは一回目がうまくできなくてやばいなあと思った。それで振り返りをその場でさせて再チャレンジをしてクリアをしました。その日だけのチームだし、失敗で終わるのは悲しいと思ってしまいます。だからよかったのかも。次もあるチームなら失敗で終わってそれを体験としてまるごと受け止めて、振り返って適用すればいいと腹くくれます。変に介入してしまったかもというのはあったかもしれないです。そうだとしたら、課題です。マシュマロリバーは一回失敗して、リトライになる前に、どうしたらみんなでゴールできると思う?という問いに何人か口頭で答えてもらいました。その後は自然に彼らで作戦会議をして、ゴールできたことはよかったと思う。



・振り返ってみると、指導者側から最低限の価値観の提示とフルバリューコントラクトをして、ビーイング抜きで、もっとゲームを体験できるようにしたほうが、楽しさという観点からよかったかもしれないと思った。でも成長という観点を加えると、両方(指導者側と参加者側の価値観の共有)必要だったかなと思う。


・振り返りをもう少しちゃんとできたらよかったと思う。もう少し時間が欲しかったです。


・「コミュニケーション」が大事だと子どもから出たときに、クラスでも活かせるといいねと最後まとめてしまったこと。子どもたちが適用までちゃんと振り返りができたら、もっとよかったと思う。



・じゃんけん系とおにごっこ系の遊びをもっとしたかった。最初に指導者の価値観の提示とフルバリューコントラクトがあれば、もっと時間ができたかもしれない。ふざけてしまう部分がまったくなくて、聞くということの成熟があればもっと時間ができたと思う。


・そういえば、目標設定がほとんどなかった。



あったこと


・プロジェクトアドベンチャーって何だと思った人と最初に聞いたら、たくさんいたので、OBSという学校があってという話を少ししました。無人島に一ヶ月間生活すると言う話とか日本にもOBSはあって雪山で生活するんだよという話をしたら、5年生の女の子が素晴らしいと言っていました。