- 作者: ジム・コリンズ,山岡洋一
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 1995/09/26
- メディア: 単行本
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「基本理念を維持し、進歩を促す」
要約すると、最高の組織を作るには、
これをどれだけ徹底できるかだと思います。
企業だけじゃなくて学校や学級など、いろいろな組織を想起しました。やはり強い組織は溢れるアイディアで理念を具体化するために何でもやってる感があります。
企業が具体的にどうしているか書いてあり、おもしろかったです。良い本でした。なんとなくわかっていることを、もっと意識できた。問題をさらにはっきり意識できて有意義でした。
『学び合い』も思い出した。小学校の段階で教育基本法を読む。とても大事なことだと思う。これを後で知ってもね。私が大学生になってから、はじめて教育の目的を知って考えてみたことは・・・。
「せかいへいわとすべての人のこうふく」というのを学級に掲げてみようかな。ものすごく変わった感じになってしまいそうだけど、この目的から本気で語れば子どもの心に火がつけられるかもしれない。この本にある通り「大量のものを試して、うまくいったものを残す」(ビジョナリーカンパニーが行っていること)だし、自分の手のうちは本当は全部見せていいということじゃないと、逆におかしいような気がする。方便といって、徐々に真理へ導くという考えはあるけど。目的が方便ということもあり得るけど、この場合は目的を方便にする必要がないです。
この目的から目指すべき児童像というのが自分の中に出てきます。