ゆとり教育

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%95%99%E8%82%B2
ゆとり教育(ゆとりきょういく)とは、日本において、知識重視型の教育方針を詰め込み教育であるとして廃し、経験重視型の教育方針をもって、ゆとりある学校をめざした教育のことである。」

ゆとり教育のWIKIを読んで、時間的なゆとりと感覚的なゆとりと、経験重視の教育と何の関係があるのかなと思いました。経験重視の教育をたぶん主張しているデューイとペスタロッチの本を読んだのですが(ペスタロッチはたしかカントの流れなので、経験重視とか知識重視とかに分類できる人じゃないかもしれない。イギリス経験論と大陸合理論を総合したのがカントの思想だった曖昧に記憶しています。たしかカントのいう経験は感覚的なものだけで構成されるものではなかったです。)、読んだ範囲で「ゆとり教育」とか「ゆとり」という言葉は一言も出てこなかったです。しっかり経験重視の教育をしたいなら、時間がかかると思う。ゆとりがどうこうというよりは質の高い経験(知育)が求められているのだと思います。


友人のブログで昔、日本のゆとり教育をリードした人の発言、少数のエリートが国をリードすればいいという内容を読んだ記憶があります。民主主義が目指している方向は、みんなが賢くなろうということだと思う。ゆとり教育の人の話は、昔の知識偏重説と重なって聞こえます。