- 作者: ナポレオンヒル,Napoleon Hill,田中孝顕
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: 単行本
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大学の先輩がおすすめしていたのをきっかけに、
はじめて読み始めました。
斎藤孝も帯でおすすめしていました。エジソンに啓発を与えた本らしい。
「思考は現実化」する。仏法の一念三千の哲学と合致すると思いました。
心で決まる(心が一切を変える)とか、祈りが絶対に叶うといった信念や自分観は、絶対にできる、絶対に変われるといった信念や自分観に近いと思います。よく読めば相違点がもっとはっきりしてくると思う。
あとパスカルように、できると考えるかできないと考えるかどちらが得か考えると、できると考えるほうが得な場合が多いと思うので、そう信じるようにする。たいていできると信じてできなくても損はしない。できないと信じて脳みそにブレーキをかける損害のほうが激しい。
たぶんこの話は信じれば飛行機から飛び降りて無傷でいられるといった可笑しなお話ではないだろうと思います。思考が与える影響力の凄まじさについて語った本ではないかと序章を読んで予想しました(ちょっと読み手の技をやってみました)。道理の話。道理から離れた話ではないだろうと思います。