プロジェクト・ベース学習の実践ガイド―「総合的な学習」を支援する教師のスキル
- 作者: 上杉賢士
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 単行本
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最初にPBLの本を読んだ時に、勘ですが間違いなくいいと思いました。
これが日本の教育の主流になればどれだけ子どもたちが救われるかと思います。学習するスキルや知識だけではなく特に学習の意欲や楽しさ(幸福)の面で。
まだ意欲が本当に大事だと認識している人は多くないように思います(自分も含めて。自分はたぶん認識が甘いです。まだぶれてると思う)。意欲についてあまり評価してもらえない。作家の時間なんて、子どもたちが書くことの喜びを味わってあんなに楽しそうに書くことに取り組んでいる意欲的な姿自体が素晴らしいと思います。こちらが運動会とか校外学習の感想文だとか題材を与えるときにと明らかに違います(それが振り返りの意義を知って書くものだとまた話が違ってくると思いますが、それでも自分で題材を選択して書く喜びに勝てないと思われます)。それは読書も同じ。自分で選書して読むのと、ただ与えられた特定の本(教科書など)を読まされるのと決定的に違う(与えられた本を読むことが決して無駄だとは思わないです。時に必要だと思います)