つよい心

http://d.hatena.ne.jp/Teruhisa/20081111

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東京創価小学校第二十五回入学式
関西創価小学校第二十一回入学式
「きょうは、一年生の皆さんと、約束したいことがあります。
それは「心強き人になってください」ということです。
力の強い人は、力くらべをすれば、すぐにわかります。でも、心の強さは、かんたんには、くらべられません。
 では、どうしたら、目に見えない「心」を強くできるのでしょうか。
 そのためにまず必要なことを、きょうは四つお話しましょう。
 一つめは、友だちの気持ちがわかる「思いやりのある人」になることです。これからはじめる学校生活で、たくさんの友だちをつくって、「やさしい心」を育てていってください。
 二つめは、どんなことにも挑戦する「勇気の人」になることです。
 たとえ失敗したとしても、またがんばればいい。だれかにめいわくをかけたのなら、正直に「ごめんなさい」と言えることも、「勇気の人」の大切な条件です。
 三つめは、たとえ苦しいこと、つらいことがあったとしても、決して負けない「希望の人」になることです。友だちにも「いっしょにがんばろう」と、声をかけてあげられる人になってください。
 最後に、「心」に、たくさんの栄養を与えるために、「本を読む人に」なることです。
 一日三十分は、本を読むように努力してみてはどうでしょうか。
 本は皆さんにたくさんの経験をさせてくれます。それが「心」を鍛えてくれるのです。」(58巻404項)
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強いことは幸福。
強い心をもつために大切なことは、小学生とほとんど変わらないと思う。
「何のために」という問い。「よく考えること」。
「思いやり」は心の強さの源泉だと思う。「思いやり」は「勇気」の源泉。
今日のテーマも「思いやり」「よく考える」。
子どもに提示しているけれど、
自分もそうだ。自分のテーマでもある。自分も問われている。




「教育は、そうした『知恵の全体性』を、絶えず問うものです。個別な知識を、人生の全体に生かしていく知恵に高めていくこと。それは、『社会性』豊かな、調和のとれた『人格』の人に、と言ってもいいでしょう。」24項

「この『何のため』という問いかけこそ、『知恵の全体性』という水脈を掘り当てるためのもので、そこにいたる回路とは言えないでしょうか。」25項

幸福にはつよい心と体が必要。
つよい心は「思いやり」と「質問」から生まれる。


「内的真実」という話題

「善悪のけじめ、弱者へのいたわり、働くことの尊さ、恩あるものへの感謝等々、人間を人間たらしめている『内的真実』の伝承作業だけは、絶対に絶やしてはならないのです。」51項