読書 Facilitator's Guide to Participatory Decision-Making (Jossey-Bass Business & Management)

Facilitator's Guide to Participatory Decision-Making (Jossey-Bass Business & Management)

Facilitator's Guide to Participatory Decision-Making (Jossey-Bass Business & Management)

  • 作者: Sam Kaner,Lenny Lind,Catherine Toldi,Sarah Fisk,Duane Berger,Michael Doyle
  • 出版社/メーカー: Jossey-Bass
  • 発売日: 2007/02/26
  • メディア: ペーパーバック
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読み始めたばかりで、
まだ1−1しか読んでいませんがさすが古典といわれるだけある素晴らしい本だと思いました。


グループの意思決定のモデル。
発散と収束の間には”Groan Zone”というものがあるらしい。
これはチームの発達段階で言うとストーミングみたなもの。
たしかに多様な人が集まり本音で意見を言えば普通にストーミングのようなものが訪れるだろう。ストレスを感じるかもしれないが、ここを通過してみなが納得しなれば、持続的な価値ある意思決定は難しいと思います。


これは22年度の経験でよく分かる。ちょんせいこさんのワークショップで、うまく収束していかないのは、発散が足りないからだというお話から、最後のお別れ会(お楽しみ会)は徹底的に発散させて、自然に収束するようにしようと腹を決めました。意思決定までには、みごとに”Groan Zoan”があったと思う。でもそのおかげでみんな納得して気持ちよくお別れ会の準備をして、当日の会を成功させることができたと思います。


うまくいかなかったこともあった(怒ってクラス目標をはがして破いてしまった。その日の放課後にガムテープで修復。)けれど、その週は大縄跳びの記録も更新したし、よかったと思う。


ファシリテーターはチームの発達段階や、この”Groan Zoan”が登場する、Dynamics Of Group Decision−Makingのようなモデルである程度、チームや会議に見通しをもてるから、待つことができるのだと思う。その意味でもこの本に書(描)かれていることは重要だ。



この本みたいに絵と図がたくさんある本が自分のジャストライトブックだと思います。だからその意味でRWの本はかなり無理がある。しかし英語の本を読むことなんて、江戸時代の解体新書の翻訳を考えればなんでもないと言ってみて自分を励ましてみる。本当のことだ。あれに比べれば英語の本を読むことなんて簡単です。解体新書よりは早いペース読めている(笑)。当たり前だよ。真夜中に一人で自分につっこんでいる。


話が飛ぶのですがこうやって解体新書の翻訳が凄いと思えるようになったのは「風雲児たち」のおかげ。中学生から大人まですべての人におすすめの漫画です。勇気づけてくれて本当に素晴らしい漫画だと思う。傑作中の傑作。みなもと太郎は自分の中では手塚治虫手塚治虫以上に突き抜けた漫画家だと思います。