- 作者: ピーター M センゲ,Peter M. Senge,枝廣淳子,小田理一郎,中小路佳代子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2011/06/22
- メディア: 単行本
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もともと科学的な知見はシステムや構造に注目するものだと思います。
宗教社会学はたしか宗教を構造と考える学問だったと記憶しています。
飢饉が起きる原因をシステムに注目してお金がないからと結論したのはアマルティア・センだっと思う。食物は全人類を今のところ食べさせていくだけあるのだったと思います(最近人口が70億人を突破したらしい。)。でもお金がないところに食べ物はいかないシステムになっている。累積債務問題。
システム思考ができるというのは教育の一つのゴールだと思います。
自分が描いていたゴールと同じです。
「全体性・連関性を考えて主体的に行動できる」
システムを考えて勇気凛々で戦う人。
でも自分がそう生きるという意味で後退しているかもしれないです、近年。
どうでもいいやと一瞬思ったけれどどうでもよくない。
仕事にしか興味がもてなくなりつつある。
疲れたら休みつつ仕事をしつつ、
自分の生活や選択、政治などについてもよく考えていこうと思います。
今のクラスの問題も個人に注目するんじゃなくって、
システムを認識するところから本当に改善がはじまるかもしれません。
はじまりは心。だから説得と納得が大事なんだと思う。見通しと納得。見通しを持たせること、納得を生み出す語り。同意と約束。目的。まずは全体にどのような語りをして見通しを持たせているか。価値やビジョンの共有。