読書 still learning to read  ⑤

チャプター8 reading difficult texts with persistence and stamina


・reading is thinking p108
①新聞や雑誌を読む場所を見つけるように求める。②全体を読む時間を十分に与える。③付箋を2枚与える。④最も面白い記事と面白くない記事に付箋を貼らせる。⑤全体で共有⑥この結果を振り返り何が記事の理解を難しくしたり簡単にしたりしているのか考えることを求める

一番難しい記事を書画カメラとスクリーンなどを使って大きな画面で共有。考え聞かせをする。ここで大切な言葉は「building knowledge」「build background knowledge」という言葉だと思う。難しいテキストを読むために知識を構築するということ。その記事を理解するためのアイディアのリストを作っている。テーマはイラクの記事。例えば「サダムフセインはプレジデントだ」などと書いてあります。確かにサダムフセインがどんな人物かある程度知識がなかれば当時の記事を理解するのは難しいかもしれないです。日本語でも同じだと思う。


それで継続的に子どもたちが苦手なテーマの記事を読むことで、難しいテキストの読み方や読むためのbackground knowledgeを構築すること学ぶ。



p112
・think about our own thinking
・write things down in the margins.
・go back and reread
・look for answer to things we don't understand.
・put thinking together with friend
・use box of information and map-flip your eyes back and forth on the page.
・read the whole sentence or paragraph to figure out what a word mean.

難しいテキストへの対処方法のリスト。


この後にFRANKIは苦手なスポーツ記事を理解する(意味を作りだす)モデルを示しています。


p115 How good readers use sticky notes

good readers can use sticky notes to:

Mark clues to solve mystery.
Keep track of new characters.
Highlight descriptions and attitudes of characters.
Note the amusing parts.
Mark changing in settings .
keep track of how much they read(goal setting).
Make places in the text to talk about.
Mark evidence to support their thoughts and predictions.
Mark something that is important.
Mark places in the text they do not understand.


Stratedy lesson:Using Context clues to understand unfamiliar words。
一年間を通していろいろなジャンルのテキストで繰り返しやるらしいレッスン。

①生徒が分からない言葉がたくさんある新聞や雑誌の記事を探す。②記事のコピーを配る。そしてオーバーヘッドプロジェクターを使ってスクリーンにも記事を写す(今はこの機械はあまり使わないだろうけれど同じ効果が機械で代用すればいい)。③最初の少しのパラグラフで考え聞かせ(モデリング)。その時にどのように読みを助ける手がかり、写真、特徴などを探すのかのモデリングもする④続けて一人か友だちと続きを子どもたちにやらせるようにする。⑤付箋を渡して、unfamiliar words をマークするように求める⑥その時にその分からない言葉を推測するのを助ける証拠を見つけて線を引くように求める⑦付箋に推測した言葉の定義を書くようにする。



今英語を読んでいて最も使う読み方は、繰り返し読む、辞書を引く、分からない言葉を推測する、この三つです。英語で分からない言葉がかなりあっても、日本語の知識だったりこれまでの経験だったりどれも英語の理解に役立ちますし、子どもたちが読書につっかえる感覚とはちょっと違うんだろうと思うけれど、共通するところもあると思う。日本語読んでいてもこの三つかなあと思う。


あと読むための知識の構築のために入門書を読むということもよくしました。カントの入門書を読んでから、カントの著作にチャレンジするなど。『リーディングワークショップ』『ライティングワークショップ』『作家の時間』を読んだり実践していることが間違いなくその同じ分野に理解に役立っている。意識せずに背景知識の構築をしていました。この分野や他に英語の本も5冊くらい読んだのでかなり読みやすくなっています。


p116 strategy lesson:monitoring successful reading strategies
これも繰り返しやるレッスンらしい。



p121 strategy lesson:How do text feature support the reader?


p121 strategy lesson; building background knowledge

 

続く