読書 still learning to read  ④

「Check it out! Circle p95」
ブッククラブの選書の場面で実際にやってみました。
「いい選書を助ける活動だと思う。このアクティビティはある著者だったりジャンルだったり強調したい場合に使うらしい。生徒の数だけ紹介したい詩、伝記、短編集など何でも本を用意する。円になって座ってそれぞれの子に本を与える。だいたい一分間下読みをした後にベルなどで終わりを告げる。そしてとなり人に本を回す。それぞれの本が一周してすべての子に回るまでやる。次にする質問。
"which books did you see that you want to go back to during independent reading time?" "How did you go about previewing the book in such a short time?" 要するにどの本を読みたくなかったかと、どのように下読みをしたのか質問するみたいです。ブッククラブの選書でこの方法を試してみようと思う。ついでに下読みの方法もさらに詳しく教える。」


下読みのポイント(表紙や目次を読むなど)を教えてから一冊一分間の下読みする時間でどんどん本を回していきました。今日は出席者の数だけ23冊。いろいろな本に出会える契機になりましたし(自由な選書と比べて強制的です。自由だと決して手にとらないような本に一分間だけですが向き合うことになる)、下読みの練習になるのでよかったと思う。でもデメリットもあると思いました。自由なら気になる本をもっと多くの時間を使って下読みできたはずです。一長一短なので何をとるかですね。


選ばれた本(あと3人欠席者がいるので新たに本が増えるかもしれないです)


赤毛のアン』2人
『ローワンと魔法の地図』2人
チョコレート工場の秘密』4人
『怪盗紳士 怪盗ルパン』4人
『さすらい猫ノアの伝説 勇気リンリン!の巻』3人
『勉強なんてカンタンだ! 齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第(1)巻]』2人
『四年一組ミラクル教室』2人
『ハッピーバースデー』2人
『ダレンシャン』2人


あとブッククラブの選書の場面でのこの方法のいいところは第が二希望や第三希望の本になったとしても、第一希望の本は一人で読めばいいというところだと思う。手に届くところに本があっても手に取らないということがありますので本との出会いのチャンスが広がります。


この方法はあと下読みのミニレッスンでも10人くらいのグループにするなどグループサイズを調節したり、一冊を下読みする時間を調整したりすれば使えると思う。