「私は、愛を武器として、謳いながら働く。あすの建設のために。
愛は全てを与える。私は希望を分かち合い、新たな生命の光を植えていく。
時には、炎が立ちのぼるアンデスの峰で、わが友愛の心の叫びが封じ込められようとした。だが私は、その炎を乗り越えて、今も謳い続ける。
新しい道などないのだ。
あるのは、ただ、新しい歩み方だけだ。
不遇な人々の痛みをわが痛みとしし、空腹で眠る子どもたちの悪夢に同苦しながら、私は学んだ。この地球は、自分だけのものではないということを。
そして、私が学んだ最も大切なこと。それは、わが命が尽きる前に、変えるべきことを変えるために行動することである。
一人一人が自分らしく、自分の立場で――」チアゴ・デ・メロ