読書 RW Literature Circles: Voice and Choice in Book Clubs & Reading Groups ①

Literature Circles: Voice and Choice in Book Clubs & Reading Groups

Literature Circles: Voice and Choice in Book Clubs & Reading Groups


p18
リテラチャーサークルの鍵として11のことが挙げられている。例えば生徒が選書をするなど。

p28にある図。


Student-Directed⇔Teacher-Directed
Individual⇔Small Group⇔Whole Group
Extensive(多読、楽しさ重視)⇔Intensive(設定や作家の技巧、詳細な読解重視)


リテラチャーサークル(ブッククラブ)は中間くらいにある。
この図から考えると一つの教科書の作品だけで詳細に読解をすすめる授業とナンシーアトウェルモデルのリーディングワークショップの授業は対極にある。


p62
「この時間からちょっと変えるわね。もうロールシートは使わない。これからはリーディングログ(読書記録。ロール《役割》シートを離れて自由に自分の考えを書くイメージだと思う。)を使う予定よ」とある。
これを読んで、読んで書くことのステップをかんがえると、やはりロールシート→リーディングログという順番なんだと思う。


どこかのほかのページでも小学校はロールシート、高校はリーディングログと表にあった。


p82
スケジューリング
いろいろな時間の使い方がのっている。
最初にあるのが、
グループミーティング(月曜日)→読書&記録(火曜日)→グループミーティング(水曜日)→読書&記録(木曜日)→グループミーティング(金曜日)とある。


この時間の使い方を読んで、授業内で予読をさせているんだと思いました。家で宿題でやってきてねというのでもいいと思うけれど、本当に子どもたちがこのやり方になれてないとついてこれないのかもしれない。一学期のことを考えると、一時間まるごとブッククラブの準備に時間はあげられなかったけれど、
「海をかっとばせ」で学んだ読み方を使って、授業時間にブッククラブの準備をするというのはよかったと思う。二学期のブッククラブはもっと丁寧にやってあげたい。物語単元の時間をもっとブッククラブに準備に使えればと思う。ミニレッスンと準備で一時間使って、その時間内にできなれば宿題とするだとハードルが少し下がるかもしれないです。この授業時間内にやるというのが改善につながりそうなことの一つ。


ミドルスクールだと
read&log(記録)じゃなくてread¬eとある。logとnoteの違いなんなんだろう。


ハイスクールにいっても、
グループミーティング、読んでノートを書く時間を繰り返している。


小学校の低学年の事例だけ、
30分一コマの授業内で読む時間とグループミーティングを15分間ごとに分けて行うというスケジュールがある。


ミニレッスンについては
mini-lessons for literature circlesという本のほうが詳しい。
この本の熟読は授業の改善につながりそう。