http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304827404579106511854921736.html


翻訳に問題があるのか、
この記事は文章に変なところがいくつかある。でもおもしろい記事。



天才も努力して創造性、想像性を身につける、想像力は習得できるという話と伝統的な教育が創造力を損なうということが誤っているという教育方法の問題とどう関連があるのか分からない。



この記事を書いている人はミスターKの教え子か。




結論として自分が言えるなと思うのは、
何かの教育方法が完全に誤っているなんてことはなかなか言えないだろうということ。


プロセスを評価する「がんばったね」というような関わりが大事だといっても、結果を評価することが間違っているということにはならない。結果に対しての評価は必要です。それは時には褒めることに繋がる。



「ほめると人は弱くなる」嘘ですね。
ほめると人は強くなることもあれば、それが弱くなることにつながることもある。


結果をほめて悪くなる相手もいれば善くなる相手もいる。相手にもよるし状況にもよるしほめ方にもよる。




一理あるだけ。
この記事をまにうけて、
ただこの方向に教育をシフトしてもきっとうまくいかない。そんな単純ではないです。簡単に割り切れないところを簡単に割り切っている点で逆によくないかもしれない。



デューイは革新的な教育思想家というイメージがあるけれど、デューイはたしか伝統的教育に対しても革新的な教育に対しても批判(吟味)して問題点を著作で明らかにしようとしていた記憶があります。そんな単純ではなくて、こういう単純すぎる話に引きずられるとよくないなあと感想をもちました。哲学がないという感じ。


割り切れないところを割り切りすぎているから改善につながらないんじゃないかなあ。むしろよくないかもしれない。



あまり本国で結果が芳しくなくても、アメリカの教育研究や思想って世界的に影響を与えている。あと大学の生産性など、大学の教育に話がかわってくると、また違うだろうとも思う。



違和感が凄くあるけれど一理あると思った記事でした。