お手紙 振り返り3


お手紙3時間目。
この前の「なぜかえるくんまでかなしくなるのだろう」という質問から、
かえるくんがどんな人物なのかということを深めてから次の場面に入った。


「かえるくんってやさしいね。」という考えが出てきて、
より具体的に気持ちがわかる人物という考えがさらに出てきてよかった。
やさしいっていうけれど具体的には共感とか同苦とかそういうキーワードにつながる人物だろうということ。子どもたちそういう難しい言葉は使わないですが。


その後の場面でも「大いそぎ」という言葉についてどういうことか考えてから、この行動からも一秒でもはやく手紙を届けたいんだね、やはりかえるくんってやさしいねという話になりました。



言動から登場人物について考えていくことは物語の理解の基本だと思います。


いきなり登場人物の気持ちって聞いたらだめなんじゃないかあとふと思いました。
外堀埋めるように細かく読んでいろいろ考えを出して、それを一般化することではじめて登場人物の気持ちを推論するなど深く考えること理解することにつながるように思います。



自分で書いてみてはっと気がついたけれど、
この一般化するというところが
統合するという読み方のことですね。
小学校二年生なりにもできるということか。そりゃあできるか。
読み方とか思考法の基礎は大人と変わらない。ああまたつながった。