清水幾太郎の『論文の書き方』を思い出した。
RWとWWは両輪でもあるけれど、どちらをより重視するかといったらやはりRW。
清水幾太郎の名著『論文の書き方』を読んで考えてもそう思う。


RWと関連付けて作文のレッスンをするのは本当に効果的だとここ数年の取り組みで思います。


書くことに関連付けて読むこと、作者のように読むこと。これはだいぶ意識してやってきたと思うし、より意識できるようになってきた。


まずは読むことを徹底する(もちろん書くことに関連付けて、だから結局作文を書くことになる)。順番でいうとその後に自由作文があると思いました。今のクラスの子たちは、書きたい子は自由作文を時間を見つけては書いています。家でも書いているみたいです。もう自律的に作品を書いて読み合ってファンレターを書き合っています。


時間的に余裕があったら両方徹底したいけれど、どちらも徹底するというのは現状、現実的に難しいように思う。


でも作家ノートのWWを導入するだけでも効果は大きい…。
喜んで子どもたちは作文を書くようになる。
そういえば、今年度は自由作文の時間をまったくとれていない。前年度もあまりとれなかった。



国語の一番の基本は読むことから書く(話す聞くもあるけれど)。これだと思う。ふつう過ぎる。でも本当のことだと思う。