ナンシーアトウェルの新しい本にイノベーションという章があるのが興味深いなあ、面白いなあと思いました。その章の最初のページにどのようにあなたの学校の文化(カルチャー)が新しいインストラクションにチャレンジしたり発展させたりするのをサポートしますかという問いがある。企業だけではなくて、学校にも経験の質を高めたり、少ない時間で大きな効果を期待できるような改革とか、そういった工夫というかイノベーションを促がすことための仕掛けとか仕組み、文化は大事なことだとふと思いました。思い出すのは実践レポートを共有する仕組みがある東北の方の小学校とか、予習が中心のフォロー体制がある福島県の小学校とか。


東京の日野市の特別支援教育の本には「先取り九九で」生まれた笑顔とありました。学び残しをゼロにする、減らすというゴールから考えれば、そうするだろうなあと思いました。僕は先取り学習、予習に大賛成な人です。全員の基礎を本当に固めて発展まで繋げようと思ったら基本的な戦略だと思います。後でやって間に合わなかったらどうしようもない、フォローができない、時間が足りないとなるよりいいと思います。