無駄にしないために次につながるように振り返ろう。


学習と研究には二つのタイプがある。
学習者や学校で言えば教員が何を学びたいのか、どんな子を育てたいのか、その研究者の思いや願いを大切にして指導者というかリーダーというかそのような立場の人がその願いや思いの実現のために支援をしてくれるようなボトムアップの研究。


もう一つはもともと青写真があって上の人は指導して教え導くというタイプのトップダウン型の教育や研究。


日本の公立学校でも二つのタイプが混在しているけれど、
ほとんど教え導くトップダウン型の研究がほとんどだと思う。


ああいう研究指導案を主体的に書くことはたぶんないので、
いかにコストを少なくしかもそのトップの人の意に適うように終わらせるかというのが僕には大きな問題。


何をやっても考えてもそのトップダウンの場合はその指導者の指導によって修正されてしまうので、その指導者の考えを理解することが最も重要だと考えました。


今回の失敗は、二人の指導者に指導をうけることになってしまったこと。

学習指導要領もその解説も基本ですが、それも絶対ではない。変わっていくこと。その解釈も指導者によって同じようでバラバラです。方法もバラバラ。考え方も微妙にバラバラです。青写真が違ってくるという危険がある。上に合わせないといけないのにここに一貫性がなければ悲惨なことになるのはもう眼に見えています。


二人の指導者に相談することによって、そこできちんと上のほうで連携があればよかったのですがなかったみたいです。一人の指導者の先生だけに絞って指導をうけるようにしていれば、この失敗は避けられたと思います。


講師の先生の考えをまず理解する。一人に絞ること。



まだ終わっていないけれど大きな収穫の一つは研究の長の先生に指導案の書き方をいろいろ教えてもらえたことです。あと同じ学年の先生といろいろ授業について話したり授業見せてもらったり教材を作ったりしたこと。OJT。同じ職場の先生から学ぶことは大きいです。



学習指導要領解説と講師の先生に忠実に、その考えの中で細案を子どもたちの実態に合わせて作ること。一人の講師の先生から指導を受けること。複数の人から指導を受けないことが大切。