========================================================================================
奨学金という名前の、サラ金

日本の大学教育における個人負担額は、約70パーセントです。
私たちは当たり前のように思ってるのですが、
OECD諸国の平均は、20数パーセントなので、
3倍あります。

多くのみなさんの時代、奨学金は返済するのはする(それだけでも、世界的には異質)のですが、たいてい、無利子でしたね。

1980年代に、有利子化され、
前回の自公政権のときの、2010年2月には、
債権回収業者による債権回収委託
(民間の取り立て業者が取り立てるんですよ!)
4月に、信用機関への通報が制度化されました。

つまり、もはや奨学金は、サラ金なのです。

国連は、国際人権A規約第13条2項(高等教育の無償化)の批准を日本に迫ってるのですが、
なかなか、日本政府はうんといわない。
(日本とマダガスカルだけです)

民主党政権のときに、批准を、玄葉さん(当時外務大臣)が国会で言ったのですが、文科省が反対し、
そして、民主政権の崩壊とともに、
うやむやになりました。

もう一度、言います。

国連の国際人権規約では、高等教育は無償化をうたってるのです。

しかし、日本政府は、それを無視しつづけており、
そして、日本社会は、無関心です。
===================================================================================
愛する人の記事。