カラマーゾフの兄弟」あれが宗教にふれたはじめだったと思う。
僕は宗教がある家に生まれて宗教を知らなかった。


キリスト教的な思想なんてまったく公教育にはない(いや、個人ではあるか一部)。家では分からなかった。あの本は異次元の世界に出会った本でした。アリョーシャ。



鸚鵡に言葉を教えるのと変わりがない。変わりがなかった。本当のことだと思います。ぼくが受けた教育もそういう教育でした。僕は積極的にいろいろな本を読み始めてからしばらくたつとほとんど何も知らなかったのだと思いました。自分で知識を意識的に構成しはじめてからもまた同じことを思いました。