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ああ無情―少年少女世界名作の森〈1〉

教室っていうのは面白いことが起きる。
「先生、明日死んでしまうなら、どの本を読みたいと思う？」と質問してきた女の子がいた。教室にある本だったら「ああ無情」だと思う、この本を読んで死にたいと質問を共有した上で全体に答えました。前からこれが教室にある本で一番おすすめだと明言しているのに、ほとんどの子が読んでくれなかったこの作品をその子とその子のペアの子が読み始めてくれました。その子曰く「かなり面白い」らしい笑。

完全版レ・ミゼラブル (fukkan.com)

この漫画を冬休み明けにはみんなに紹介してあげる。それまでは小学生に完全版の原著は難しいので、要約版でも読んでほしい。

冬休み明けとか３学期というのは大事だと思ったけれど、
何かあったら、それも叶わないわけか。
たしか近代か現代の聖書といわれる「レミゼラブル」。
物語そのものに力があるわけで、要約の児童書だろうが、漫画だろうが、その作品に魂こもっていて、ユゴーのお話ができるだけ伝われば何でもいいわけだ。もっとはやく紹介しようかな。自分も明日生きていないかもしれない。それは誰でも同じこと。