岩波縛り ブッククラブ終了。

今日は少し怒鳴って説教してしまった。


先週の振り返りで、お酒は飲んでいる時だけ楽しくて、夜更かしして、次の日にも悪影響があると書いたことを思い出して自制。潔く寝よう。


岩波縛りのブッククラブ終了。いろいろ思うところがあります。やはりそれなりに読むための知的なプワフルさがないと岩波少年文庫を楽しむのは難しいのだろうと思いました。読むのが上手な子ほど楽しめていた一方、今年度から本を積極的に読めるようになってきた子や、まだ読むことに苦手意識がある子などには楽しむのが難しかったみたい(その作品に対する評価は厳しかった)。この傾向が顕著に現れました。おそらくケストナーリンドグレーンが悪いのではないです。読み手の問題だなあとも思いました。時がこないのに無理して読む必要ないんだということを思いました。もう岩波少年文庫縛りはおそらくやらないです(問題はいろいろなレベルの読み手がいるということ)。読み手にとって難しすぎるとアウト。いくら優れた作品でも退屈地獄になってしまうのか。おそらく読んだふりもあったし、逃避(易しい本に)の姿も見られたかな…。


まだロアルドダールの作品などを混ぜてやったほうがよかったかなあ…。でもよかったことは、本を読むのが得意な子でも『山賊のむすめローニャ』などの古典になかなかチャレンジしないので、その機会になったことはよかったと思う。


これから最後のペア読書です。ペア読書はよりゆるく自由にまかせます。



接続語とかテクニック的なことは短時間でも身に付くけれど、
根本的は国語の読み書きの力はゆっくりゆっくりとしか伸びないということを深く実感しました。


読書に関しても積み重ねで、4年生になるまでたくさん読んできてる子、その時点で全然が力が違う。今回、学力テストも読書の積み重ねに比例して、子どもたちのパフォーマンスが、すべての教科においてよかったかなというのが印象です。社会科なんて資料の読み取りがほとんどで基本的に情報処理能力が問われていました。国語もそうだった。理科と算数は違うけれど。