牧口常三郎 斎藤正二

牧口常三郎と斎藤正二をちゃんとまともに読んでいる同業者(小学校の教師)の人があまりいない(というか、ちゃんと読んでいる同業者に会ったことが生まれてから二回くらいしかない。僕の記憶では二人会ったことがある)。よくもったいないと思う。

創価教育学大系概論 (レグルス文庫)

創価教育学大系概論 (レグルス文庫)

これはマルクスでいう『経済・哲学草稿』やカントの『プロレゴメナ』にあたる作品。ちなみに『創価教育学体系』の序文は新渡戸稲造が書いています。新渡戸稲造は、『体系』の序文に「日本人が生んだ、日本人の教育学説であり、しかも現代人がその誕生を久しく待望せし名著である」と寄せました。

斎藤正二著作選集 7 教育思想・教育史の研究

斎藤正二著作選集 7 教育思想・教育史の研究

牧口常三郎の思想

牧口常三郎の思想

斎藤正二先生は東大で十年に一人の天才と言われれていたと聴いたことがあります。いろいろな本の翻訳や編集、学者として仕事、そして大学の教員としての仕事。癌になっても授業をされていたことを思い出します。恩師。弟子と私淑の違いなどを教えられていたことを思い出します。