Facilitator's Guide to Participatory Decision-Making (Jossey-Bass Business & Management Series)

Facilitator's Guide to Participatory Decision-Making (Jossey-bass Business & Management Series)

Facilitator's Guide to Participatory Decision-Making (Jossey-bass Business & Management Series)

第一版から第三版までの序文を読む。

The Latin root of facilitate means" to enable to make easy." Facilitation has evolved to have a number meanings today.(p xix)


第三版の序文の最後のほうに、
この本はParticipatory Cultureを作るために使うってある。

participatoryは辞書で引くと全員参加方式のという意味。

participatory democracyで(直接)参加民主制の意味。

Participatory Cultureとういのは、
自分の課題である、聴き合う文化を学級という組織に育むということに繋がる本だと思う。


ファシリテーションを歴史的に遡って行くと、3000年前くらいに部族が火を囲んでというところまで行くらしい。近年でクェーカー教徒、ガンジーキング牧師などの非暴力運動、市民運動で、ファシリテーションの哲学、スキル、マインドセットは共通のものだったとのこと。
1960年代終わりから、ミーティングファシリテーションが姿を現したとのこと。1990年からサムたちがこの本を書き始めて、ファシリテーションという用語に関しては珍しくて、アメリカでも「何ですのそれ?」と人々は言っていた。それから25年。ファシリテーターは広い意味で、グループのリーダーシップの役割を集めたものと同意義になっているという。それはトレイナー、議長、マネージャー、招集者。だからファシリテーションは、2014年、健康な機能しているグループに関わるすべてを意味するようになってきている。



Participatory Cultureの4つの核となる価値

・Full participation
全員参加
・Mutual understanding
相互理解
Inclusive solutions
すべて含んだ、排他的ではない、全階層の人々を受け入れた解決
・Shared responsibility
共有された責任


ファシリテーターの三つの目標
・持続的でサポーティブでリスペクトフルな雰囲気を構築する。
・議論の内容に関わらない(参加しない)、プロセスをマネージする。
・協同のための能力を構築するために、プロセスを開く新しいシンキングスキルをグループに教える。



第二版をいつか読んでいるので、ここで言われていることが具体的にどう表れてくるのか少し分かる。でもかなり忘れてしまった。


学級経営に活かせるように、最後までまた読んでみる。この本は改善に繋げられそう。
アーリントンの本のもう一つの本がどうか分からないけれど、この本は精読の次のターゲット。