オーナーシップのお話

Tさん

【オーナーシップのお話】
オーナーシップというのは、海外支援の現場で、相手を支えるのではなく、上から与えてあげよう型の支援になったらいけないということで、最近、よく言われる概念です。
当事者性とか、そんな感じですかね。

今、アフリカに行ってる友人と話してて、そんな話が出てきたので、
無断で、ここにcopy&pasteします(事後承諾ごめんなさい!)。

日本にあるハンセンの療養所のお医者さんがいるんですが、
その人は、最初日本のODAで、東南アジアのある国に行って、
そこでハンセンや、他の感染症の治療をしてたんです。

アメリカが撒いた地雷を踏んで足の無い人がたくさん居るんですが、
日本財団基金とかODAとかで、
日本製の最新軽量車イスがたくさん来たんですよ。

最初、みんな喜んだんですが、
でも故障したら、修理部品がない!
使えない!

それでその人は考えたんです。リクシャーありますよね。
壊れたリクシャーから車イスを作ろうと考えたんです。
現地の職人さんに頼んで。そしたら、出来てきたんです。
重ーくて大きい車イスがね。

でも、自分たちの近所の人が作ってくれた!
自分たちの町の人が作ってくれた!
しかも、壊れたら自分たちで直せる!
ーーこれよかったんです。

結局は、日本製の超高級車イスはごみ捨て場行きです。
それで、その方は、日本に帰ってきて、民間NGOを作ったわけです。

学校の教育のお仕事にも繋がるお話。


はじめに子どもありきか。


教育を超えておさえないといけない普遍的なことがある。


やっぱ「させる」って言葉は避けたほうがいいかな。無理がある。あっても義務「べし」かな。