a place for wonder

ちょっとだけ読み進めた。
ワンダーボックスに入れた疑問のカードを、
ハートワンダー(親友とは何かなど、自分で考えて答えが出そうな疑問)とリサーチワンダー(観察や実験、本、インターネットなど調べて答えが出そうな疑問)と、その他に分類するというミニレッスン。


厳密に分けられなくてもいいらしい。分類する中で答えを出す方法にはいろいろあることが子どもたちは分かる。


それに人によって親友とは何かという問いの答えが自分で考えてて出る人もいえば、そういった問題を扱った本を読むことも加えて答えを考えていく人もいると思う。疑問に対して、どんな方法で答えを出せるか考えることができることに意味がある。


チャプター3まであとちょっと。


チャプター2の最後は
ハート・ワンダー・ノンフィクション。


最初にリサーチよりも自分で考えて答えを出せるものを課題として扱うようです。
ワンダーボックスの中から一つ選んで答えを考える。
「親友とは何だろう」
「神様はどこにいる?」
「地球はどのように動くのか?」
など疑問について、本や観察などにたよらず、自分で考えて答え出してみる。
仮説みたいなものかもしれない。


それに神様について子どもたちが書いたものを谷川俊太郎さんが翻訳していたけれど、そんな感じにかもしれない。詩みたいなノンフィクションライティングになる。


このジョージア・ハードのノンフィクションライティングの実践はライティングワークショップに組み入れてやるとよさそうです。


ワンダーボックスと、これはやってみようかな。自分で考えてやれるのがいい。それに答え(仮説)はオープンエンドで、面白いものになりそう。ここから根拠を求めるリサーチにいくという順番もいいかもしれない。まず問いを出すこと、その問いについて心から考えてみることををジョージア・ハードが大切にしているところがとてもいいと思う。


自主学習ノートに関連させることもできると思う。
ワンダーボックスにある問いの調べ学習は自学のよい課題の一つとなりそう。

ここまで読んで
とても気軽にやれる素敵な実践だと思う。このアイデアを上手く活用したい。

きょうりゅうたちのおやすみなさい (世界の絵本コレクション)

きょうりゅうたちのおやすみなさい (世界の絵本コレクション)

ハートワンダーのノンフィクションのメンターテキスト。
これが重要。モデルを示すこと。


他にも日本語釈されているもの探す。

3つのなぞ

3つのなぞ

おお、トルストイの話を絵本にしたものらしい。
この話は好きでなんどか読み返しています。


Is This a House for Hermit Crab? (Reading Rainbow Book)

Is This a House for Hermit Crab? (Reading Rainbow Book)

日本語訳がない。日本語訳があるメンターテキストが少なくとも3つはほしい。


くまさん くまさん なに みてるの? (エリック・カールの絵本)

くまさん くまさん なに みてるの? (エリック・カールの絵本)

これもそうか、くまが何をみているのだろう疑問に想像で答えたものか。


おばあちゃんのきおく (講談社の翻訳絵本)

おばあちゃんのきおく (講談社の翻訳絵本)

ありがたい。この本はこのチャプターの中に出てきた。記憶とは何かという問いについての絵本。

ふうせんどこにとんでいく?―ふわふわしたふしぎなせかい

ふうせんどこにとんでいく?―ふわふわしたふしぎなせかい

これもか。これだけあればOK。あとは似た本を少しずつ探していこう。


問いを大切にする教室にしたいな。
4月から自学と絡めてやりたい。


チャプター3はまるごとリサーチワンダー・ノンフィクションについて。