リーディング・ワークショップ

来週リーディング・ワークショップの要点と実践したことについて、教育関係者の集まりで話す。自分で書いたものを読んでもらう経験は少しあるけれど、自分の研究について話すのははじめてかもしれない。


ただ今はかなり日本語の文献があるので、それを読めばいいと思うのだけど、そこにアクセスするきっかけになれたらうれしいです。



リーディング・ワークショップの知恵は、実践すればするほど、効果がほぼ確実にあると思うから、少しでも取り入れてみようという人が増えたらうれしい。


あと自分が書いたものも宣伝して、希望される方がいたら、メールで送って読んでもらって、あわよくばフィードバックもいただきたいと考えています。


何人の教育関係者の方からフィードバックをいただいたのですが、もう少しもらえると有り難いです。


いくつか日本語の本が出ているので、それをふまえて、この時期にアウトプットする価値があるものが書けると思ったらまた新しいレポートにチャレンジしようと思う。今あるアイデアは牧口の作文授業とアトウェルの作文授業に共通するアイデアの部分で一点突破する実践報告。あとライティングの英語文献のまとめ、前のリーディング・ワークショップのレポートの発展。


前のは、日本語の文献が少なく、まだ総括的なリーディング・ワークショップの日本語の実践本がなかった時代だったから、それなりに意味があったと思う。それが出てからも、違った情報がある部分もまだ価値があるとも思う。


最近大手の本屋に行くとまたカイさんの本が山積みになっていた。新刊ではない。本当に本になることの広がりってきっと凄いのだと思う。


次の土曜日に話す資料にも参考文献に日本での実践『読書家の時間』など主要な日本語文献と英語文献について書いてあるので、そういった本がもっと広がっていけばと思う。


学級文庫を充実させる、組織するというのは、ソフトパワーで子どもたちの学習へのコストやリスクは少ないと思う。(この実践はアメリカでも日本でも教師が身銭をきってやっている実践なので、その点ではコストが高くハードルが高いと思う。でもブックオフなどで100円の本を買い集めればそれほどコストは高くならないと思う。本を集めているとこだわりもいろいろ出てくることもあるけれど…)。子どもたちに学級図書を組織させたら(ラベルで仲間分けするなど)、それなりに時間を使うだろうけれど、それはそれで、日本にも海外にもある実践で有意義なことだ。やればほぼ確実な効果が期待できるアイデアはもっと広がって認知され実践されるようになってほしいと願っている。