一方は「経験から出発せよ」「価値を目標とせよ」「経済を原理とせよ」とスローガンを立て、教育の合理性を追求した牧口常三郎。その一方、政治的理性批判など合理性を批判したミシェル・フーコー。
二人に直接的な接点が全然ないけれど、
二人の結論というか、メッセージというのかが重なりました。
それは自分の頭で「考えよ」ということ。
その源泉はイマヌエル・カントにあるのかもしれない。
あとでゆっくり考えよう時間がない。今日のこと。
時間がないと考えられない。
統治の技術として時間を奪うこと。
考える間を奪えば思考停止にさせることができる。
この国の長時間労働と政治的統治はおそらく繋がっている。