創価教育学体系

 帰納的態度によるならば現在の教育者の手によっても立派に要求すると所の方案が発見され得ると。而して其の偉大なる発見は、只自分自らの仕事を反省して、その効果を測定し、これを正しき教育的見地に立って綜合統一する事によてのみ可能であろうと。

創価教育学体系Ⅰ』


効果の測定って、現場の先生の授業研究だと、子どもたちや、子どもたちの作品、パフォーマンスを見て、上手くいったとか、いかなかったとか評価することが多いのかな。平均点とか。でも平均点は参考にならないと言われる。量的な変化を単元のはじめと最後で測定することがあるかな。一つの方法で。でもそれは他の方法と比較しないといけないか。ここで授業リフレクションとかそういう技術がのが役に立つのかな。


教育方法のしっかりとした量的な測定は、やはり研究者の方が現場に行ってやっていて、その蓄積がある。


何年間か教育の仕事をやると、いろいろな方法を試すので、その違いというのは、けっこう実感的に分かるけれど…


それこそ、その学者さんの研究の蓄積と、実践者の記録と自分の直観から綜合的に判断するべきということかな。


その中に人間全般に通用する技術、概念、コツ、法則があるのかもしれない。