母校の大学は、卒業生が一年生にオススメの本を残していくということをやっていました。今でも続いているのだろうか(強制ではないので、これが続いていたとしたらすごいことかもしれない。もうやっていないのかな)。僕がいただいた本は『ハムレット』で裏表紙に寄贈者の名前と「誠実」と書いてあって、たびたびこのことを思い出します。今の仕事をしていると、いろいろあるのだけど、このことを思い出して、僕にできることは、「誠実」であることだとよく思うのです。この不思議なプレゼントが自分の命に刻んだものは大きいです。