てこの原理

レバレッジシンキング』本田直之を読んだ。
図書館に帰す前にメモ。

・知識への投資は単なる勉強ではない。常にリターンを追及する意識が必要。

とにかく目的を持って読むことが必要。アウトプットを考えて読む。

・自己投資の時間を時間割でブロック(天引き)する。

天引きという実践。
たとえば、朝の2時間は読書の時間にあてるなど。仕事をはやく終わらせてから読もうと思って、読めないことが多い。貯金ぜんぜんしてないけど、残ったお金を貯金するという考えでは貯金は難しいかもしれません。例えば、給与天引きで、別口座に自動振込みをする。

・タスクには制限時間を設ける。

これは、最近読んだ岩瀬直樹さんの『2分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる!』吉越浩一郎を読んだ読書メモが参考になりました。

以下岩瀬直樹さんのブログから引用

★仕事を「いつでもできる」は最も危険な考え方。

人は「いつでもできる」と言われると、頭の中で勝手に「いまやらなくていい」

と置き換えてしまう。

仕事のスピードを上げるには、「いつでもできる」という状況を意図的になくし

てしまわねばならない。

  ↓

「デッドライン」の設定。デッドラインをぎりぎりに設定して、いますぐやらな

ければならない状況に持っていく。基本は「明日のあさまで」。(p17)

★まず意識すべきは仕事と決断のスピードアップ。これはだれでもできる。

 (p30)

★会議の目的は「誰が」「なにを」「いつまでにどうやるか」を決めること

(p43)

 まず会議で結論を出し、その結論をもとにここの問題を解決していく。

★「がんばるタイム」私語禁止、立ち歩き禁止。自分の机に張り付いて仕事をす

る時間。

★残業禁止。これってすごい哲学。仕事の仕方、生き方も規定しうる。

★目標はストレッチ(背伸び)して設定せよ。

 達成が容易ではない高い目標のゲームの方が面白い!

★失敗はなぜ起こるか。理由は単純で、成功するまでやらないからなのです。

(p147)



★A4の用紙1枚の半分にまとめられた簡潔な企画書 

   企画書は短く要点だけを書いたもので十分!

実は吉越さんの新書を本屋でさらっと立ち読みしていたので、新しい情報は特にありませんでした。

デッドラインを仕事に生かす、というコンセプトにつきます。

30分ぐらいで読み終えられる本でした。

★★