インストラクショナルデザイン

最近、インストラクショナルデザインの入門書を読み始めた。
それは、鈴木克明著『教材設計マニュアル』という本。
教材作りを通して、教育のデザインについて学ぶ内容です。

教育過程は、ねらい(その教育の出口)から内容、そして評価、ふりかえり、改善まで、すべてが大事だと思います。その中でさまざま疑問をもつことがあります。

教育をされていて、特に疑問を持つがのテストの条件と内容。
テストを条件と内容からみると、何を目標としているのか、その教育の出口がわかります。

例えば、今は、大学の通信教育で、教育社会学のテストの準備をしています。

①テストの条件は、教科書の持ち込みができません。
②テストの出題範囲は、教科書の第二章(38項から93項まで)です。
③テストは、教科書の内容を答える問題です。

ここから、わかるのは、持ちこみができないし、
どこを問われるかわからないので、
ある程度教書の内容を暗記していることが求められています。

疑問に思うのは、教科書の一部を覚えて、教育社会学の教科書を見ないで、教科書の内容を答えることができることにどれほど意味があるのかと思います。他にも、何の意味があるのだろうと思うテストをたくさん経験したような気がします。

実際に、教育の実践や研究で問われるのは、教科書の内容を理解して活用することにあると私は思います。

私が通信教育の教育社会学の教育をデザインするなら、
ねらいを、教科書全体の理解と活用ができることにします。

①テストの条件は、教科書の持ちこみができる。辞書も持ち込みができる。
②テストの出題範囲は教科書のすべてのページ。
③テストは、教科書の内容の質問を、教科書を勉強していない人がその場で制限時間内に回答するのが難しい程度の問題数を出題します。教科書の内容を問う質問は100でも200でも作ることができると思います。例えば、その中で20問だして、10問以上正答で合格にします。

教科書の活用に関しては、どうテストすればいいんだろう。レポート課題でテストするか、どうするか。
ねらいは教科書の理解だけいいなのかもしれないです。

こんなこと書いてもしょうがないか。
テストの準備をしないと。。。
もう落とせないので、どこでも答えられるように準備します