読書教育1

はじめて買いました教育技術。小4教育技術9月号。
岩瀬直樹さんの「ここまでできる!学級文庫」という記事が読みたくて購入しました。

岩瀬さんの学級の蔵書は約1200冊。教室の角に畳が3畳あり、中央に机、机を囲むようにカラーボックスの本棚があります。友だちといっしょに読んだり、感想を共有できるように、同じ本を複数冊用意しています。持って帰って読んでも良い。貸し出しの手続きなし。

読書教育は、単純に教室でも家庭でも、すぐに手に届くところに本があることがとても大事なことだと思います。よい環境を構成することは大事だと思いました。

ペア読書や読書箱、リーダーノートなどの実践の記事もあり、とても勉強になりました。

子どもの読書を促進するために、できることはなんでもやりたいと思います。出会いで人生は決定すると聞いたことがあります。しかし、いい先輩や先生に恵まれるとは限りません。そこで、大事なのは、横のつながりである友人もそうですが、良書との出会いだと思います。たぶん良書との出会いが、よい先輩や先生との出会いに繋がっているような気がします。

ちゃんと積極的に読書をするようになったのが、高校生のときだったので、小学生や中学生にすすめられるような本を知りませんでした。それで、児童文学を2年前くらいから少しづつ読んでいます。

よみかけになっていた『ライオンと魔女』読みました。ナルニアの話。やはり、評判通り素晴らしい作品だと思いました。丸ごと読み聞かせ&ディスカッションの最有力候補だと思います。小学校3年からなんとかいけるのではないかと思います。ブックオフで100円で売っているのを集めて『ライオンと魔女』は10冊以上持っています。200円でも買うとハードルを下げて、30冊そろえる予定です。シリーズものなのがいいですね。映画があるのもいい。映画も使えます。

伊藤たかみ 著『ミカ!』を読みました。
小学校6年生のたしか双子の男女が主人公。たんたんと進んでいくのですが、なかなかおもしろかったです。特に、大人にはすすめたいと思いませんが、小学校高学年の子は、楽しく読めるのでないかと思います。

小4教育技術、勉強会の情報もありよかったです。スペインで生まれた「読書のアニマシオン」という読書教育の研究会が気になりました。フランスでのアニマシオンの実践について話があるらしい。おもしろそう。