読書教育2

リーディングワークショップは、
小学校でやろうと思っている教育方法の一つです。只今勉強中です。
問題意識として主に次のことなどがあります。

・読む力は読むことでしかつかない
・教科書のような薄さでは、あまりにも絶対量が少ない
・本には力があるので、良書にふれる機会を増やしたい


読書指導が専門の学者、足立幸子さんが
リテラチャーサークル(リーディングワークショップの一部らしい)という協同で読む体験をする学びの技法を
日本に紹介しました。
それを、日本でも実践されている教員の方たちがいて、
僕も実践してみたいと思いました。
日本での実践は、再来年の春、本になる予定みたいです。。待ち遠しい。

手順としては、

①教師が本を紹介する。

②子どもたちが読みたい本を選んで、
グループを作る。

③子どもたちが、読む範囲を決める。

④子どもたちが、グループの中で役割を決める。
例えば
 ・クエスチョナー(疑問をみつける)
 ・コネクター(自分とのつながりを見つける)
 ・イラストレイター(目に浮かんだ情景を絵にする)
などです。

⑤子どもたちはそれぞれ、自分の担当する役割で、決めた範囲を読む。

⑥役割に基づいて、グループで、話し合う。

⑦上記③〜⑦を繰り返して、一冊の本を読みきる

⑧それぞれのグループで話し合ったことを、クラスで紹介する

「読書の魅力を伝える技法 リテラチャー・サークル」足立幸子から

岩瀬直樹さんの実践では、
一回の授業が以下のフレームで行われます。

5〜10分 ミニレッスン

20〜25分 ディスカッション

10〜15分 振り返り、共有

ミニレッスンは、本の紹介や、読み手として必要な情報や技術を一つ選んで教えます。




【参考】

「読書の魅力を伝える技法 リテラチャー・サークル」足立幸子
http://www.keio-up.co.jp/np/inner/30655/

「リテラチャー・サークル―アメリカの公立学校のディスカッション・グループによる読書指導方法」足立幸子 山形大学実践研究13

いわせん仕事の部屋 
(リテラチャーサークルで検索すると、関連したブログが読めます) 
http://d.hatena.ne.jp/iwasen/