振り返りとメタ認知能力1

『「考える力」はこうしてつける』を再読。
「振り返り能力」と「自らの学びについて自ら考える力(メタ認知能力)」についての本。学校教育で「振り返り能力」を「メタ認知能力」を身につけるために、「学習日誌」「概念図」「交渉」「質問」「自己評価」という方法を使うを提案している。

メタ認知能力(自らの学びについて自ら考える力)とは、各人がもっている思考過程についての知識や、その過程をモニターしたり制御したりする力のこと」9項

振り返り・改善のプロセスはよく生きるために欠かせないと思います。
当たり前だけど、これがしっかりできていないことって多かったかも。また、なんとなく振り返るよりは、意識的に振り返ったほうが、いいと思います。あまり私は意識してなかったかもしれないです。無意識やってました。最近意識的になりました。

中村俊輔選手の『察知力』を読んだ人のブログよると、
彼も「サッカーノート」という振り返りジャーナルを使って、体験から学びを引き出していましゅ。
目標設定→実践→振り返り(何が起きた?)→一般化(じゃあどうする?)→試行という体験学習サイクルを回して、
自分のプレーを振り返っていたらしいです。

どんな職業でも、振り返りは大事なんだと思います。

学校教育は特定の教科や時間にやるというよりは、
小学校の教育で言えば、6年間の生活を通して、
様々な場面で必要に応じて振り返り、
その「振り返り能力」を身につけることが大事だと思います。

「概念図」というは、マインドマップってやつです。とりあえず、やったことがないので、「いいクラス」とか、自分の課題の概念を中心において自分でやってみようかと思います。

「自己評価」については、この本でも生徒が評価基準の作成に参加することについて書いてありました。そのほうが良く学べるらしい。自分の学校教育の経験では、自分が評価基準に加わるとか一回もありませんでした。やったことないけれど、学習のねらいに子どもを参加させる時点で、それができれば評価基準の作成にも生徒を参加させることも容易だと思う。

「交渉」
一方的なじゃない教育…。自分が受けた学校教育は一方的過ぎたと思います。交渉できないようなこともありますが、クラスのルールとか、できるだけ、子どもに交渉の機会を設けることは、いいことだと思います。積極的に参加できたほうがいい。