読書 自己調整学習の指導

自己調整学習の指導―学習スキルと自己効力感を高める

３０ページくらい立ち読みしたらよかったので、買ってしまいました。自己調整学習はカントに淵源があるかもしれないらしい。まだ明確に評価できませんが、孔子の言葉と、カントは好きなので、いい内容だと予測しました。
はじめに孔子の言葉が引用されています。

「魚を一匹もらうと、一日は食べていける。
魚釣りの方法を学ぶと、一生食べていける。」孔子

優れた学習者、すなわち自己調整できる学習者の育成を目的とする教育書。甲斐崎先生がされている体験学習サイクルを使って振り返りジャーナルを書く実践と重なっていると思いました。まだ半分しか読んでいませんが、いい感じの本です。参考になります。学習や活動を記録して、そこから作戦（方略）を変更したり、目標設定したり、優れた学習者は自分の学習をコントロールできるんですね。