心の中で何か起きているか。これが大事だと思う。


中学の数学の一斉授業を参観して、分科会でのお話を聴いて、一見聞いているように見えても聴いていない現実。静かに勉強しているように見えても、子どもたちの心の中はどうなっているのか。考えると悲しくなりました。


正直習熟度別とか考えても一斉授業で成功するのは大変に難しいことに感じます。


本のない教室。貧しい学習環境。本を買うのにどれだけお金がかかるのだろうか。子どもたちの心の中で起きている経験のこと考えると、とても残念に思います。


中学生なら小学生よりも読める作品でもっともっと面白くてためになる作品がいっぱいある。高校生ならもっと増える。校庭の芝生よりも本が必要だと思います。


行政は優先順位を考えたほうがいいと思う。本は購入できると思うけどなあ(予算を増やすなり、無駄をなくなりして)。まだある行政の無駄をなくして、本に税金を使ったほうがいいと思う。あの本がない状態から一冊でも本を増やすことが大事だと思います。


高校生とかだったら、新書を読んで語り合ったり、『カラマーゾフの兄弟』とか村上春樹でもいいし、そんな本を読み合って語り合う姿が見られるように