低学年 ブッククラブ

手探り試行錯誤でやっている感じです。


・自分のクラスの子たちをアセスメントして、
2,3割の子は、もっと多くかもしれないですが、
予読と読書ノート作りをまかせるのはまだ難しいだろう考え、
導入は授業内で全部やることにしました。これは自分のクラスにとってよかったです。


・音読のときにイスだけで(机なし)でサークルを作らせたのはよかった。机がない分、物理的に声が小さくてすむので、大きな声が出さなくてよかった。アイランド型で役割読み(教科書)をチームでしていたときは、かなりうるさかったので、今回はよかったです。


・音読で導入したのもよかったです。この20分くらい音読の間にカンファランスやアセスメントしました。少し音読を止めて「どう話の内容は分かる?」と声かけしました。本当は、話を理解しているか分かるような質問を用意していたらよかったのかもしれないと思いました。チームの本がこの時点で変わるということがありました(1チーム)。


・ルビがあって読めても内容が理解できないことがある。でもああだこうだチームの人と話して理解できる時があるし、それでもよく分からないことがあった。


・どう子どもたちの読みに関わっていくのか、
ガイデッドリーディングの本など再読したい。


・ちょんせいこさんのオープンクエスチョンで聴き合うということが話し合いで活きた。


・考え聞かせでコネクターやクエスチョナーなどのお手本を見せてきたことはよかった。時には「お手紙」に戻ったりして、あの時の質問はオープンクエスチョンだったよねみたいに、読み方の復習を前の教材でしたのはよかったと思います。あとは、「スーホの白い馬」がよい教材だと思ったので、これで読書ノートを作る練習を3時間かけてやりました。質問を作って出し合ったり、よかったところ(ステキだなあと思ったところや、作家の技が使えているところなど)に線を引き付箋に書き写しページ数を記入し読書ノートに貼るなどして練習をしました。


・本への反応をペアでオープンクエスチョンを使って聞き合うという活動を「スーホの白い馬」でやれたよかったです。


・考え聞かせ→練習(やってみる)という流れで本に反応する練習を繰り返ししたことは効果があったと思う。


・今回たまたま海賊ポケットとオバケちゃんシリーズをたくさん用意していたのはよかったです(多くの子に読みやすい内容)。最後の振り返りの後に10分くらいあまったで予読の時間なったときに、海賊ポケットを全部読み終えたチームがありました。これはこれで、次のステップのよい練習になったのでよかったかなと思います。難易度が合わないチームはこれらのシリーズに本を変更しました。この本で練習して、また違う本に挑戦するのもいいのかなと思います。


・友だちと同じペースで本を読んで、オープンクエスチョンで本の反応を聴き合う(おしゃべりする)、この柱だけ崩れなければ、今のクラス(もしくは低学年)では十分かなあと思いました。友だちと読むから、普段は読書が嫌いだ公言している子が意欲的に読めています。去年の子たちもそうだけれど、本をよく読む子たちの読書はさらに加速していくと思います。これに加えてコミュニケーションスキルや読み方が身についたらさらによいと思います。


・音読《20分》だけだと読書ノートをつくりには不十分だと思って、その場で一人読みの時間を入れたのもよかったかなと思います。