一斉の時間が多ければ多いほど
その教育が合わないリスクが高くなります。
そのことがわかっているのかなって思います。

だからインクルーシブ教育の文脈でミニレッスンという言葉が出てくるのだと考えます。僕は一斉授業が必要だと思うけれど、
それが長くなればなるほどリスクが高まることを自覚しています。


西川先生の『学び合い』がマシだと提唱者自身が言われているけれど多くの場合本当のことです。
『学び合い』は授業内で学びなおすチャンスがある。
でもずっと一斉授業だったら授業内に学びなおすチャンスがない。全体で教師が説明したって、子どもが説明したって分からない子は分からない。学び残した子は補習をするしかない(今の現実的には中休み、昼休み、給食の準備の時間などにやるしかない。一斉下校なら放課後は無理)。しかし万全な補習体制がある公立学校がどれだけあるか。しかもその一斉授業にミニテストがなければ最後の業者の単元レベルの総括的テストで後の祭り評価です(後手)。ここらへんに根本的な欠陥があると思います。



小手先レベルじゃなくて、まずは根本的問題を解決しないと効率わるいです。