再読 ダレンシャン

ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)

ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)

再読。小学生が読める児童書の中で唯一無二の独特の世界観がある。
3巻の途中まで前に読んで、また1巻を読むと味わい深い。


主人公もスティーブも悪がきにしか思えない(自分も似たような者だったか)。まだ主人公のダレンのほう分別があると思えるくらい。


子どもたちに毒にもなりうる作品だけど
善と悪で綺麗に割り切れないことを扱っていていいと思う。


こういうことを本で体験しておくのもいいと思う、清濁合わせて。


子どもたちを12巻まで読ませるストーリーの面白さがある。謎があって、ブッククラブにも向いていると思う。