理論と実務

うーん、大事なのは、教育の理論は現実の教育の営み、実務(または脳科学なども絡んでくるから観察と実験など)から出てきたものだという側面を理解することではないかなと思う。教育の理論は経験(教育の実務)から出てきたことですし、その理論は教育の実務を考える道具とするだけで、理論と実務の橋渡しの必要性を僕は感じないかもしれないです。橋渡しがどうこうというよりは、もともと実務と概念を往復することが大切というか、そういうことだと思う。


おそらく「目標」「評価」という言葉も実務である授業を一般化して創られた概念で、当たり前すぎて意識していないかもしけれど、そういった言葉に自分たちは教育の実務を考える上で助けられています。チームの発達段階のモデルも文字を認識する時の認知科学のモデルも全部、そのモデルや概念がどう創造されたのか、その方法は本質的には変わらないです。ブルームの理解のモデルも同じ。