反転学習

カーンアカデミーのビデオを他にも見てみた。
日本語字幕があるのとないのがある。


算数は日本語字幕で、英語を聴きながらビデオを
見ておくとこれからの読書の糧(語彙の獲得)になりそう。


NHK放送大学を思い出す。
ただこれだけ細かく整理されていて、
いつでも何度も無料で見れるとなると、また違う。
こういう学ぶチャンスがあるのも素晴らしいことだと思う。


本も読んでみたくなった。



授業がちんぷんかんな子どもたちのことを思い出した。
算数・数学は積み上がってないのに、次のことをやってもほぼ意味なく、苦痛なだけだと思う。
分からないところまで戻って学び直すことがふつうになってほしいと思う。まったく授業についていけない子たちがいて、現場の先生がその子たちのことをかわいそうだっていいます。中学校では、中学生でも小学生レベルのことがまだ理解できていないから、授業にまったくついていけないことがあるとのこと。でもそこで学び直すチャンスがあったら、だいぶ違うと思う。子どもを育てるということに関して、もっと柔軟な社会になってほしいと思う。意味わからんついていけない授業を受け続けるよりも、カーンアカデミーのビデオを見続けたほうがよほどためになると思う。


みんな一緒にということは時に子どもたちの自尊心を壊して、
時に酷い抵抗として表れ
、いつかには、もう諦めさせてしまうのかもしれない。


多様な子どもたちを支える多様な教育と制度がこの社会にほしい。政治家など制度設計に関わる人たちは、教育の問題に対して小手先ではなく(特に効果も期待できず教員の足枷になるような施策はやめてほしい)真面目に根本的解決を考えてほしい。一斉授業に内在する、落ちこぼれ問題を解決する施策なしでいることは、子どもたちを最初から見捨てているに等しいと思う。


毒づくのはやめたほうがいいか。
毒づくとそのまま自分に返ってくる。学級の中であんた何をやってんのよって。


苫野さんは学者として『教育の力』で一つの解決策の方向性、ビジョンを提示していて、本当にすごいと思う。それだけではないか。哲学的な手法で、原理的に議論を積み重ねているところも、画期的だと思う。



ビデオ学習だけでいいとは思わないけれど(これを利用して学校で応用的な学習するのだったような、人から聴いた話)、こういうチャンスがあることは素晴らしいと思う。


一度外れてメインストリームには戻れなくってしまう子もいる。そういった子にもチャンスがたくさんある社会がいい。学び直すことが当たり前になればいい。