- 作者: ジョナサン・バーグマン,アーロン・サムズ,山内祐平,大浦弘樹,上原裕美子
- 出版社/メーカー: オデッセイコミュニケーションズ
- 発売日: 2014/05/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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反転授業とは
説明型の講義など基本的な学習を宿題として
授業前に行い、個別指導やプロジェクト学習など知識の定着や応用
力の育成に必要な学習を授業中に行う教育方法(p3)
反転授業のコンセプトとは、基本的には「従来は教室で行なわれていたことを自宅で行い、従来は宿題として自宅でやっていたことを教室で行う」というものだ。(p40)
反転授業の軸はビデオではない。
すべての反転授業に共通する点は何か。
共通する特徴は、「教室で教師に注目が集まるのではなく、学習者と学習に関心が集まるようにしたい」という思いだけ。その目的のために反転授業を採用した教員には、1つの命題があった。
「私が直接指導するからこそ高められる活動があり、それに費やす時間を増やすために、私が目の前に立って行う必要のない活動を授業時間外に移すとしたら、どの活動を移せるだろうか?」
この後、目的のためのツールの一つが反転授業で唯一の手段ではないという話が続く。この考え方は多いにに活かせそうな気がする。それに同じ考え方でもうすでにやっていることもある。他にもできそう。
日本型問題解決学習で予習はさせないって考え方があるけれど、反転授業と考え方が真逆だと思った。
どちらの方法が学び残しを減らせるでしょうか。