学び残し問題

学び残しを減らそうとするのはいいのですが、
僕が前に驚いたのは、
ある場所で、学び残しを何%にするという目標設定していたことです。
学び残しゼロを目指しているのではないのかとびっくりした。



一斉授業なら、コマごとのミニテストで学び残しがどれだけあるか分かったら、その分、補習する仕組みがあれば、論理的には学び残しはなくなる。ただ実際には補習でやったことを忘れてしまうなど、現実にはゼロにならないかもしれない。


それでも、どんな方法を選択するにしても、
学び残しゼロを目指してどうすればいいのか考えるべきだと思う。
一斉授業メインで最初から学び残しを前提としているなら、
それはもう子どもたちを最初から見捨てていると言えないでしょうか。


最初からそのような目標設定なら、絶対に学び残しはなくならないです。
授業内の改善だけで、学び残しをなくそうというのは、
風車に向かうドン・キホーテと同じようなものだと思います。