インザミドル チャプター13 Humor and Homage

やっとラストのチャプター。

約半年の間かかっている。これだけを読んでいるわけではないけれど、人生の短さを考えるとそうとうな時間だと思う。


これまでになくさらに難しい単語が多いと感じる。
ユーモアと敬意、パロディ作文。


特に心に残っている段落

It's important for kids to know that writers have been messing around with the work of other writers since-at least Greeiks. And it's essential for teachers to recognize that parody and homage stretch students not just as writers, but as readers and critics,too. To lampoon someone else's writing requires close reading, attention to detail and tone, and understanding of them. it may well be the ultimate form of literary analysis.(p554)

他人の作品を風刺して、その作品のディテールやトーン、テーマの理解に注意を向けるパロディ作文は、文学批評の究極の形式になるかもしれないという。


この後に物語に限らずいろいろなジャンルのパロディ(生徒の作品)が出てくるのですが、僕は特に物語を書くということに繋げるのに、パロディ作文の効果は極めて大きいと思う。人の作品を書きかえながら、物語に必要な要素を自然と学習することができる。


最後のページ(p582)で、
CCSS(アメリカの学習指導要領みたいなもの)から詩が除かれていることにまた繰り返して言及している。「詩は作文の技術の重要な窓であり、人間の経験である。」アトウェル



最後の二つの段落で、エリザベスヘイという人の言葉を引用して、自分の実践を浜辺の小石が水に浸されて、くすんだ小石からすべての色やパターンが見れるようになるということに喩えている。



最後まで読んでみて。
第二版には、ピアカンファレンスについて第三版よりも詳しく書いてあるみたいなので、それを読んでみたいと思いました。僕もできるだけでピアカンファレンスを上手に使えるようになりたい。けっこう喫緊の課題。


この本は僕が読んだ教育書の中でも最も優れた本の一つだと思う。
本当にいい本を読めました。また再読しつつ、仕事に繋げていきたいです。


第二版のピアカンファレンスのところ要チェックです。たぶんすぐに仕事に応用できそう。